山一ハガネが新機軸のビジネスとして展開している「Additive Manufacturing」事業に、さらに付加価値をプラスし、独自性を高めているのが塗装による加飾工程です。
3Dプリンター造形品の装飾性と機能性の向上を目的として行う塗装工程において、優位性を誇るのが塗料の塗着率の高さです。対象物が回転する従来型のスピンドル塗装と比較して、山一ハガネが用いる天吊型の5軸スーパースピンドル塗装ロボットは、スプレーガンが多方向に動く設定が可能。最適なポジションで塗装することで塗着率が格段に向上するとともに、原価低減や時間短縮も実現しています。
また、豊富なカラーバリエーション、抗菌・抗ウイルス塗料なども扱い、より多様なニーズに応えます。
レーザーによる微細加工も、山一ハガネが得意とするフィールドです。1064nm波長のレーザー光を樹脂や金属をはじめさまざまな素材に当てることで、0.5mm角以下の微小な文字や図形の印字も可能。平面に限られる印刷とは異なり、多様な形状面に加工できるレーザー光は、三次元形状に最適な加飾方法として大きなアドバンテージを持っています。
設備名称 | 製造業者 | 型番 |
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A SOFT - BOY PRO | タクボエンジニアリング | SB 46-80R-311-SA2-1 |
3AXis ハイブリッドレーザ マーカー |
キーエンス | MD-X2020(13Wワイド仕様) |