製造ラインが滞ることなく、生産材として求められる特殊鋼をいかにスピーディに提供できるか。この課題を、的確な鋼材の選択・提案と速やかなレスポンスで解決する力は、山一ハガネの大きな強みです。これを可能にしているのが、取り扱う鋼種の幅広さ。線材、帯鋼、磨棒鋼など、それぞれ専門社で取り扱うことが多い鋼材を取り揃え、ニーズにワンストップで応えられる体制を整えています。
また、多種の鋼材を小ロットで提供できるのも特長の一つ。用途のおよそ90%を占める自動車部品だけでなく、建設機械、OA機器、半導体の製造などさまざまな分野・製品の生産材として活用されています。
生産材へのニーズに速やかに正確に応えるためには、さまざまな種類・寸法の鋼材を適切にストックできる環境、そして鋼材のロケーションを確実に把握できる在庫管理システムが重要な役割を果たします。山一ハガネは早くからこの仕組みづくりを行い、1985年には膨大な在庫を常時保管できる自動ラックを導入。
さらに、どこに何がどれだけ保管されているかを正確に把握できる弊社独自の在庫・販売・生産管理システムを1999年に構築し、求める鋼材へのアクセスを効率化しました。これにより、お客様が求めるタイミングに合わせて、必要な鋼材を必要な数だけ提供するジャスト・イン・タイムが可能になりました。
また、弊社独自のシステムの活用により、お客様へ提供した鋼材の種類、寸法、量などをより正確に掌握。月ごとに提供した鋼材種・量などをもとにして、お客様の生産管理をサポートするカスタマーサービスの開発にもつながっています。
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