お客様の「あったらいいな」をカタチに!-YAMAICHI FESTIVAL潜入レポート

What's “YAMAICHI FESTIVAL”?

山一ハガネではAdditive Manufacturing(AM)に関わるさまざまな事業を展開、それを担当する部門がAM・塗装Grだ。
AM・塗装Grでは、自社開発した3Dプリンタ「3IxD」を核とし、原料の開発・最適化設計・造形・塗装までをワンストップで行える社内体制により、お客様の困りごとに高品質なモノづくりでお応えしている。

AM・塗装Grの面々

そのAM・塗装Grが【お客様の「あったらいいな」をカタチに!】をコンセプトに、製造現場の省人化に貢献する製品を開発。
イベント「YAMAICHI FESTIVAL」でお披露目した。

①イベント概要:AM技術を活用した“世界初!?”の省人化装置を展示
②日時:6/25(火)~6/26(水)
③場所:山一ハガネ本社
④主な展示製品:以下に記載


①ShizuKaruコレクトタイプ Φ400

【特徴】

  • モーター駆動の軽くて静かな樹脂製回転フィーダー
  • オイルや水を1箇所に回収
  • スピード調整が可能で、分間200個以上の切出しも

(特願:2023-180913)

紹介動画


②ShizuKaruフードセーフティー Φ800

【特徴】

  • ポジティブリストに適合した塗料を重ね塗り(2層)で食品に対応
  • 長期間使用で仮にアウター(2層目:青)が剥がれてもインナー(1層目:赤)があり安心(特願:2024-061074)
  • フィーダー同士を組み合わせラインを作ることが可能
  • 連結部も3Dプリンタ製でどんな組み合わせも柔軟に対応

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③ShizuKaruスタンダード Φ1500 & Φ200

【特徴】

  • 多彩なラインナップであらゆるニーズに対応、常識破りの巨大なサイズもご用意
  • 走路幅やデスクアングル、トラック形状までカスタマイズ可能

(特願:2023-180913)

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ShizuKaruシリーズ規格表




【特徴】

  • スクリューでワークを上へ運ぶフィーダー
  • スクリューを連結すればさらに高く遠くまで運べる
  • ワークの投入口を低くできるため、現場の安全と作業者の負担を軽減
  • サイズはS・M・Lタイプをご用意

(特願:2023-172522(ホッパーのギミック部))

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【特徴】

  • 大きさの違うワークを分別可能
  • 螺旋状の構造になっており、下に落ちるワークと、ドラムから排出されるワークに自動的に分別
  • ドラムを交換可能で、これ一機で多彩なワークに対応可能

(特願:2023-172522(ホッパーのギミック部))

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多くの方にご来場、ご評価いただきました

FESTIVAL期間中は多くのお客様にご来場いただき、ご評価をいただいた。
「3Dプリンタ製品の概念が変わった」
「こんな大きいものまで3Dプリンタで作れるのですね」
「困りごとはあったけれど、相談できる会社がなかったから嬉しい」
「これができるなら…こんなモノも作れるのでは?」

といった多くの声をいただくことができた。

山一ハガネの願い

おかげさまで大盛況の内に幕を閉じたYAMAICHI FESTIVAL。
お客様から新たな「あったらいいな」を聞くことができ、早速技術者たちがアイデアをカタチにし始めている。
これをカタチにできるのは、技術、設備も含めすべてが社内完結できる体制があり、さらには協力会社様の協力があるからこそだ。

「協力会社様のご協力により完成度の高い製品が出来上がります。
やはり、山一ハガネ一社単独では限界があり、協力会社様が長年培ってきた技術やノウハウが加わり初めてお客様にご満足いただける商品を提供することができます。
今後も協力会社様と連携しお客様の困り事に真摯に向き合い適正な価格、納期で製品を提供し事業を発展いただく、それが我々の願いです。」

次の「あったらいいな」をカタチにするため、山一ハガネの挑戦は続いていく。

チームワークで「あったらいいな」をカタチにしていく